私情つうしん 第7号 1996年6月発行

応援席


私情つうしん へのメッセージ

by 岡田由紀
by 小木曽道子
by 小山和智
by 内田 泉
by 北川啓一
by 小野寺健一
by 小池由美


あなたも『私情つうしん』にメッセージをお寄せください。

岡田由紀

『私情つうしん』を第1号から、興味深く読ませて頂いております。何の御縁か娘宛に頂くのですが、帰国オジサン・オバサンの方が熱心です。
 私共は4年前、インディアナ州に8年間滞在し帰国致しました。娘は高2、息子は中2になりました。家族各々異文化体験を様々な形でとらえ、こだわっております。友人の間でも、駐在期間を長期旅行のようにサラッと受けとめて過去のものにしている人と、あれがあるからこうなったのか、これからどうなるのかと悶々と考え続け、語り合うタイプがあるようです。後者のタイプに『私情つうしん』の話をすると是非といわれるので、サポーターになり、配布したいと思います。どうぞ宜敷く。

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小木曽道子

 帰国子女の娘達も大学生になり、それぞれの道を動き出したようです。
『私情つうしん』を通して娘達と意見交換ができるのもまた母親としては楽しいひと時です。

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小山和智

 5,000kmの彼方から送られてくる『私情つうしん』を毎回楽しみにしています。読みながら古家君たち一人ひとりの顔を思い浮かべているのですが、ふと気がつくと、その顔は実は10数年前、古家君たちがまだ20歳代の頃のものであることに驚きます。紙面から伝わってくる熱気や発想のしなやかさが、そうさせているのかもしれません。
 その頃の私は、海外子女教育振興財団という古風な事務所にいて、あなたたちがアイデンティティに拘ることに水を差したり、「帰国子女」のブランド化を図ったりしている嫌な奴だったと思います。あなたたちの異議申し立てに必死で応える毎日でした。外国語保持教室で小学6年生のN君から「先生は向こう側の人間(=敵)」と言われて衝撃を受けたこともありました。
『私情つうしん』で語られる話題は、基本的にはその当時と変わりません。しかし、国の予算獲得や入試制度改革のために設定された「帰国子女」の概念が一人歩きを続け、手垢のついたレッテルとして横行している今こそ、あなたたちが大人として堂々と議論を巻き起こすことが期待されているのです。
 学校の教育現場は“荒廃”という言葉で片付けられない深刻な状況にあります。その原因は個々の人格尊厳を軽視する社会の風潮にあること、「すぐ横にいる人の存在を認め尊重する」という当たり前のことを忘れてしまっていることです。国際理解教育とか人権教育とかの議論の前に、人間が共存していく……互いの心の痛みを配慮し合える環境が必要なのです。
 その意味で『私情つうしん』という命名の妙に改めて感心します。それぞれの語りは情念の発散で構わないし、井戸端会議同然でもいい。そこに読み取れる“心の襞”や“息遣い”が、世代・境遇を越えて共感を呼び起こします(現にこうして、オヤジ世代の一人が手紙を書いてしまうほどの影響力がある)。
 いつの間にかサポーターに加えられているわけですが、話の輪に参加させて貰えることに感謝しています。この喜びを、もっと多くのオヤジたちに味わわせてやってください。
【クアラルンプール日本人学校・国際交流ディレクター】

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内田 泉

 カカポという絶滅寸前の鳥を追いかけてニュージーランドに渡ってから、すでに三年余りが経とうとしています。この間、就職し、永住権を取り、先日はダニーデンに家を買ってしまいました。あとは結婚するだけだね、と皆に言われますが、その気配もないまま、幸せに暮らしています。仕事も楽しいですが、部屋にペンキを塗ったり、庭のデザインをしたりするのも、とても楽しいです。
 日本が好きという事実と、日本の社会にとけ込めない要素を持っているという事実は、同時に存在しうるようです。ここらへんを、自分で意識していれば、どこに住んでいても、どんな問題があっても、解決策を見つける手がかりになるだろうと思っています。

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北川啓一

 まず『私情つうしん』との出会いは、ネット検索でその存在を知りました。たまたま覗いて見たところ、なかなか興味のある内容でしたのでサポーター宣言をさせていただきました。私自身帰国子女ではありませんし母国語以外の言語を流暢に喋れる人ではありません。ただ最近インターネットを通じて海外の人達とメールのやりとりをする中でやはり言葉以外の色々な文化的背景の違いを少し感じていたものですから、帰国子女の皆さんの苦労やその体験談を読むと私なりに今後の参考になればと思いまして、宣言をさせていただきました。実は今後海外の人達との付き合いの中で何かトラブルがあったおりに駆けこみ寺としてあってくれればなあという淡い期待もありました。これは私がそう考えているだけですので気にされないでください。それと何よりも皆さんが海外をよくご存じでいる、そんな人達との交流もしてみたかったのが一番の理由です。

名前・・・北川 啓一(キタガワ ケイイチ)
年齢・・・32歳(年より若く見えるといわれます。)
性別・・・男性
身長・・・167cm(体重の割りに背が低い。見ためは低くないといわれます。)
体重・・・70kg(高校時代にラグビーをしていたせいか体格は良いです。)
家族・・・妻(純子 青山学院卒 アメリカホームステイ経験有)
職業・・・建築設計(1級建築士/現在日建設計に7年勤務 主な作品としてアメリカの製薬会社であるメルク社・万有製薬の研究所、慶應大学三田北新館)
出身・・・日本国兵庫県
現住所・・神奈川県横浜市(東京在住約13年)
性格・・・外見は強表ですが、内面は優しいです。(ほんとかな)何事にもせっかちですが、トラブルに対する対応は非常に機敏です。何事も合理的に考えるタイプ(日本人よりアメリカ人的といわれます。)
趣味・・・ジョギング/水泳/釣り(これから本格的に)/キャンプ/パソコン/音楽鑑賞(ロック・クラッシック)/絵画・映画鑑賞/建築
座右の銘・・・一期一会(今日あなたと話すのも、わたしには貴重な体験です。)
今年チャレンジすること・・・ホームページの作成/メールフレンドを多くつくる/おいしい日本酒を探す/何事にも遊びの感覚を持つ
特技・・・どんな困難があっても我慢強く何年でも待つこと(友人から常々いわれます。でも特技になるかな...)

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小野寺健一

 ホームページを拝見させていただきました。
 帰国子女ということで、興味深く読ませていただいたのですが、 なかなか考えさせられます。特にアイデンティティに関することは深いですね。
 話は変わりますけども、僕の研究室に留学生が来ているのですけど、周りの学生の反応が冷たいのです。やはり、日本人ってのは自分と異なる人は毛嫌いするのかなぁなんて、残念に思ったりもしています。
 みなさんがあちらへ行ったとき、現地の人のはじめの反応はどうだったのでしょうか?

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小池由美

 横浜市青葉国際交流ラウンジ情報部会部会長の小池由美です。情報部会の96年度計画の中に国際理解担当を設け、その中で帰国子女問題にも触れる予定です。
 以前よりある海外経験情報提供者登録制度も見直し予定です。
 青葉区は帰国者も多くまた外国人居住者も2000名程いるところです。
 5月9日にラウンジは市が尾(〒225 横浜市青葉区市が尾25-6)に移転、拡張します。それに向けて、情報部としては情報コーナーの充実を計るべく各方面からの情報収集しています。
『私情つうしん』も当ラウンジにおきたいので送付お願いできませんか.。
(編集室注:というわけでお送りしてあります。これもインターネットからのアクセスでした。)

筆者に手紙を出す
お手紙は編集部にも送られます
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