logo 私情つうしん 第24号 2002年7月発行

『私情つうしん』インターネット版ではBBSを設け、読者のみなさん方の自由な意見交換の場としています。以下はその中で取り交わされたある議論を抜粋・整理したものです。

BBSはこちらです


1. 子供のために


from つぐみ

 こんにちは。はじめて登場します。
 私は帰国子女ではありませんが、大人になってから14ヶ月ドイツ、現在はイギリスに住んで4年目です。娘はイギリスで産まれて3歳半になるので、帰国子女とは言えない年齢かもしれませんが、いちよう帰国子女の親の立場になります。『私情つうしん』を知って、帰国子女にはたくさんの問題というか悩みがあることが分かりました。
 今後娘を育てて行く中で、海外で知った日本人にはない良い部分を身に付けさせたいと思う一方、学校などでいじめにあったりするのではないかという不安とあります。「1人の人間」を育てていくと言うのは想像以上に責任の重いことです・・・。『私情つうしん』はきっと私に色々なヒントをくれるはずなのでここに参加した訳です。また私は将来的には日本の大学で教えることとなる予定です。その時にも『私情つうしん』はヒントをくれるのではないかと思っています。


from 村上博美

 お嬢さんは、日本で生まれ育った子供とは確実に違っていると思いますよ。つぐみさんが日本で生まれ育った方でしたら、娘さんが自分には理解できないことを言ったり、行動したりするかもしれません。自分が忘れてしまう頃の小さい時の話でも、影響されていることがあるんだなあと私も帰国子女の母として思います。 でも、それは何年もたってから「あのころの、あの話はそういうわけだったのか」と気がついたんです。
 自分が子供の頃に同じ体験をしたわけではないから、わからないんだと思います。『私情つうしん』は、母としても大変勉強になるところです。


from 奈緒子

 海外から日本に限らず国内でも新しい環境への適応は子供にとっても大人にとっても大変だと思います。もちろん子供の性格にもよるけど、私は人見知りが激しい性格だったせいもあって国内の引っ越しでさえ新しい環境にうまく適応できなかった。新しい学校では私はすっかり寡黙な子供になっていた。小学校時代はまともな友達も出来ずに楽しかったっていう思い出がほとんどない。いつも孤独を感じていたような気がします。寂しかったなあ〜。今思えば。
 そんな時には子供にとって親の存在が重要な気がします。子供の精神的なケアが新しい環境に慣れるまでには必要です。子供の頃に情緒が安定しないと後々に問題が現れてくるかもしれない。だから子供の話にいつも耳を傾けて、心の内にある悩みや苦しみを分かってあげられる親がいれば子供も新しい環境にうまく適応できる後押しが出来るんじゃないかと思います。自分の悩みを隠そうとしたりうまく伝えられない子供もいるからそれを引き出してあげるのが良いと思う。


あなたもBBSで発言してください。よろしくお願いします。