私情つうしん 第21号 2000年5月発行
それは2月の編集会議の時、古家さんがニューヨークに行く時期と、自分の予定が空いている時期がちょうど重なっていることが分かり、ほぼ衝動的に行くことを決めてしまったからです。僕にとっては日本帰国以来の海外。すでに6年以上経っているので、パスポートも有効期限が切れていて、パスポートが出発に間に合うかどうかの瀬戸際をさまようことになってしまいました。(結局手元に届いたのは、出発の1週間前ぐらいでした)
二人とも、マイレージ特典の無料航空券での渡米で、さらに航空会社が違い成田を1時間差で出ることとなった。そこで、とりあえず箱崎のTCATで待ち合わせをして、成田で僕が古家さんを見送った後、ニューヨークのJFK国際空港で今度は1時間早く着いている古家さんが僕を出迎えるという段取りを組んで別れました。
そして、JFKでの待ち合わせも上手くいき、宿泊先へ向かう為タクシーに乗ると、タクシーの運転手はドミニカ系。ドミニカといえばスペイン語というわけで、古家さんは僕の分からない言語で宿泊先に着くまで運転手と歓談してました。ニューヨークだから仕方ないのですが、一体自分はどの国に居るのか分からなくなりました。
到着して、1日目と2日目は昼間は適当に街を歩き回り、夜は芝居を観るという生活をしていました。ただ、疲れている体に心地よい椅子はもう睡眠を誘う悪魔でしかありませんでした。肝心なところで寝てしまうから結局よく分からない・・・芝居を真面目に観る気が有るなら、もう少し余裕を持った計画と、十分な休養がとれる時間を用意して行かなければ体が持たないと言うことをかなり切実に感じました。僕の今回のニューヨーク行きは3泊5日。ビジネスマンの出張並のペースです。
そして、3日目。私情つうしん初の海外オフ(オフラインミーティングの略:インターネットの世界で、普段はネットワーク上でコミュニケーションしている人達と実際に会う事)が開催されました。今回は、全部で7人の参加がありました。場所はマンハッタンのアッパーウエスト地区、コロンビア大学やリンカーンセンターが近くにあるところです。とりあえず待ち合わせはコロンビア大学正門前。お互い顔も知らない同志でしたが、なんとか集まることが出来ました。そして集合後、今回のオフをセッティングして頂いた吉富さんの案内でコロンビア大学の中にある図書館を見学することとなりました。アジア関係の図書を蒐集している図書館で、日本在住の僕たちでさえ知らないようなとてもマニアックな本が並んでいました。一通りコロンビア大を見た後、とりあえずメンバーで適当に話をするためと夕食までの時間を潰すため、近くのカフェに入りました。そこで軽く話した後、その近くの中華料理屋に入り、一緒に夕食をとりました。かなり急に集めた割には多くの方に参加していただき、なかなか楽しい会となりました。
そして最後に、ニューヨークで感じたことを少し。3月頭のニューヨークはとてもまぶしかったです。話によると、ニューヨークは風が強いため空気が澄んでいるとのこと。どれぐらいまぶしいかというと、太陽が前にあるときはまぶしくて視界の中に太陽を入れることができないぐらいでした。
とてつもなく忙しい、駆け足な旅行でしたが、珍道中(?)をそれなりに楽しんできました。
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