私情つうしん 第20号 2000年3月発行
an essay by 東瀬 朗
今この文章はパソコンで打っている。実際問題、手で書くよりもこっちの方が圧倒的に速い上に、文章の推敲や組み替えも簡単だからだ。でもこの機械、良く機嫌を損ねる。機嫌を損ねてそのままどっかへといっちゃうなんてことも良くある。そうなると後の処理はとてつもなく大変だ。機械をいじるのはそんなに苦ではないのだが、復旧作業というのは精神的にかなりボロボロになるので、できることなら遭遇したくない。でも、この招かざる客は予告無く来てしまうので応対せざるを得ない。
パソコンなんてただの道具、筆記用具とファイルの延長にしか過ぎないと自分の中で思う程、もしかしたら自分はパソコンに使われてしまっているのではないかと言う疑念がわき起こってくる。あなたは如何ですか?
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