留学する直前に大学時代の友人に2年ぶりに会いました。彼女は、イギリスに11年住んでいました。就職はせず、現在司法試験の勉強をしています。学生時代は同じ英語圏で育ったのにこうも違うのかと、面白がったものでした。
久し振りに再会したからでしょうか。その彼女と数時間、熱く語り合いました。気がつくとテーマは、「日本を良くしたい」、「私たち(帰国子女)にできることは何か」、になっていました。不思議なことに、彼女も私も共通して海外生活が長いわりに、日本の行く末を案じていたのです。それとも海外生活が長いから、客観的に日本の現状が見えるのでしょうか? いずれにせよ、彼女との再会は留学直前の私に思いがけない刺激になりました。以前から自分の中で温めていたものが一気に溢れ出すのを感じました。
実は、私はこちらで留学生で通っています。大学のときは帰国枠を使い、こちらの大学院に入るときは留学生扱いとは何ともむしの良いことだ! と自分でも思います。そうは言っても、心のどこかに変なプライドと自信があったのかもしれません。しかし、こちらに来て2ヶ月半でそれは音を立てて崩れ去っていきました。ことあるごとに、「アメリカ人(ネイティブ)にはかなわない」、「昔の感覚が戻ってこない」、「一度低下した英語力は戻らないのだろうか」といった不安と苛立ちに襲われます。悲しい、悔しい、情けない。目の前には紛れもなくそういった壁が立ちはだかっているのです。
だからといって、決して今回の留学が間違いであるとは思いません。大人になり、今度は自分の意志でアメリカに戻って来たのだから。子供の頃はアメリカ人になりたいとか、補習校の勉強がつらくて何で日本語なんてやらなくてはならないのかとか、親の都合で自分の人生が狂ってしまったとか、かなりひねくれた時期もありました。でも、今は「帰国子女」であろうが何であろうが、自分が日本人であることには変わりない。そうこちらに来てますます強く感じます。そして胸を張って、"I'm Japanese"と言えるようになりました。 将来、一暴れも二暴れもしようと企んで?います(この発想が帰国っぽいのでしょうか)。
共通のお話が出来る方からお便りいただければと思っています。
関西にもいっぱいいらっしゃいますよね・・・?
よろしくお願いいたします。
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